イニエスタ2点絡むも逆転負け「首位と互角」前向き

前半、イニエスタ(中央)は川崎F・FW小林と接触する。左はポドルスキ(撮影・山崎安昭)

<明治安田生命J1:川崎F5-3神戸>◇第30節◇20日◇等々力

ヴィッセル神戸MFイニエスタは、4戦ぶりに先発に復帰した川崎フロンターレ戦で2得点につながるプレーを見せたが、後半の3連続失点で逆転負けした。

前半15分、浮き球パスをFWポドルスキが頭で落としたボールが、DFのオウンゴールを誘発。同28分には、自らのパスを受けたポドルスキの横パスをFW古橋が決めて勝ち越したが、勝ち点には結びつかなかった。それでも「首位と互角の戦いを出来たのでポジティブな面として持ち帰りたい」と語った。9月15日のG大阪戦後、右足付け根の不安から2試合を欠場し、6日の長崎戦で途中出場し戦列に復帰。「もっと100%に近い形でプレーしたかった。次はもっと良い状態で貢献できるんじゃないかな」と11月3日の名古屋戦を見据えた。