G大阪小野瀬が強烈ミドル「あんなうまくいくとは」

浦和対G大阪 前半、先制ゴールを決めたG大阪MF小野瀬(左)はイレブンと喜び合う(撮影・浅見桂子)

<明治安田生命J1:浦和1-3G大阪>◇第31節◇3日◇埼玉

ガンバ大阪の好調男たちがスーパーゴールを決めた。前半43分、8月にJ2レノファ山口FCから加入したMF小野瀬康介(25)が約30メートルの強烈な左足ミドルシュートを突き刺した。前節横浜戦で移籍後初得点、自身のJ1初ゴールを挙げたばかりの小野瀬は2戦連発。4万人以上が詰めかけた敵地をどよめかせた。

「軌道はイメージ通り。あんなにうまくいくとは思っていなかった。(前節決めて)気が楽になったところはあった。ゴールの味をもっと知りたい、大勢の観客の声を味わいたいという思いがあった」

後半4分に同点とされたが、同17分、韓国代表FWファン・ウィジョ(26)がハーフウエーラインからのドリブルでペナルティーエリア内に進入。右足シュートをゴール右に決め、出場5試合連続ゴールとした。「パスをもらった瞬間からゴールに迫りたいという思いがあった。チャンスがあったから打った」。エースは今季15得点目。決勝点で4年ぶりの7連勝を引き寄せた。

これで残留はほぼ確実。次節10日にも残留が確定する。