福岡井原監督がJ1逃し辞任表明「すべて私の責任」

引き分け終わり昇格プレーオフ進出を逃した瞬間、福岡の井原監督は悔しい表情を浮かべた(撮影・浦田由紀夫)

<明治安田生命J2:岐阜0-0福岡>◇最終節◇17日◇長良川

アビスパ福岡井原正巳監督(51)が、FC岐阜戦後の会見で今季限りの辞任を表明した。

J2優勝でのJ1自動昇格を掲げてスタートした今季、最終節でドローに終わり7位で終了。勝ち点1届かず、J昇格プレーオフ進出を逃した。井原監督は悔しい表情を浮かべながら「この結果はすべて私の責任。今季限りで私はチームを離れます」と口にした。

4年間でJ1昇格もJ2降格も味わった指揮官は「最後まで課題だった得点力がつかなかった。私の指導不足だったが、堅守という部分では少しは貢献できたかなと思う」と振り返った。今後については「未定ですが、サッカーの仕事が続けられればと思います」と話した。