G大阪が川崎F・DF奈良獲りへ、対人の強さが武器

川崎F・DF奈良(18年3月7日、撮影・横山健太)

ガンバ大阪が来季の新戦力として川崎フロンターレのDF奈良竜樹(25)の獲得に動くことが1日、分かった。補強ポイントのセンターバック(CB)で、各年代別代表などで経験を積む奈良をリストアップ。正式オファーはまだだが、今後は交渉を進めていく方向。

180センチの奈良は強靱(きょうじん)な肉体と対人の強さが武器。北海道コンサドーレ札幌の下部組織出身で、リオオリンピック(五輪)世代の中心として本大会出場権獲得に貢献するなど主力CBとしてけん引してきた。リオ五輪直前に負傷して大会出場は断念したが、今季も23試合に出場し、この日今季初得点した。

G大阪は既に韓国代表DFキム・ヨングン(28=広州恒大)の獲得にも乗り出している。宮本ガンバの生命線である最終ラインを強固なものにし、来季は4季ぶりのタイトルを目指す。