<全国高校サッカー選手権:駒大高1(9PK10)1那覇西>◇1回戦◇30日◇駒沢
平成最後の開幕戦で、那覇西(沖縄)が11人目のGK対決にもつれ込む壮絶なPK戦の末に「地元」の駒大高(東京B)を下して、5大会ぶりの初戦突破を決めた。
前半に1点を失ったが、後半にFW宮国永遠(とわ、3年)のミドルシュートで同点に追いつくと、PK戦の11人目で、GK新垣凱斗(かいと、2年)が相手GKを止めた後に自ら決めて勝利。沖縄県勢としても5大会ぶりの勝利に酔いしれた。
「PK戦は楽しめた。最後は(自分が)飛んだけど足が残っていてくれて弾くことができた。相手の応援が多いなか、スタンドから応援してくれた声援も励みになった」と殊勲の2年生GKは声を弾ませた。
那覇西OBでDFだった父泰司さん(43)の勧めもあって、高校入学と同時に本格的にGKを始めた。中学までほぼ全ポジションをこなしていた新垣凱は「自分が止めればヒーローになると思っていた」と笑みを浮かべた。
平安山(へんざん)良太監督(45)は「中学からみんな県外に出て行くが、我々は“県産品”。それで勝ったのは大きい」と胸を張っていた。