仙台長沢、無得点も規格外の高さ「勝てた試合」

仙台対浦和 後半、ヘディングで競り勝つ仙台FW長沢(右)。左は浦和MFエベルトン(撮影・横山健太)

<明治安田生命J1:仙台0-0浦和◇第1節◇23日◇ユアスタ

ベガルタ仙台の新加入FW長沢駿(30)が、評判通りのポテンシャルを発揮した。

前半26分、右サイドのMF蜂須賀孝治(28)のクロスをニアサイドでとらえヘディングでシュート。惜しくも枠から外れたが、規格外の高さでゴールを脅かした。さらに守備でも献身的にフォアチェックを見せ、地元サポーターの前で確かな存在感を見せつけた。仙台初陣を終え「前半のクロスのところは自分の形。みんなが見てくれていると感じたが、あそこで1点取れていたら勝てた試合。みんなに申し訳ない」と悔しがった。