Jヴィレッジ再開記念 福島ダービーマッチ◇24日◇福島・広野町、Jヴィレッジスタジアム
福島を代表する2チームによるプレシーズン・マッチは、いわきFC(東北社会人1部)が5-0でJ3福島に快勝し、今季リーグ制覇とJFL昇格に向けて弾みをつけた。
前半14分、いわきFC・FW宮沢弘(23)の先制ゴールで主導権を握ると、前半のほとんどを相手陣内でプレー。守っては相手シュート2本に抑えた。
試合前のミーティングで田村雄三監督(36)は「自分たちで(国内サッカーの)聖地を盛り上げよう。90分間、絶対に足を止めるな」とゲキ。選手たちが応えた。後半も勢いは衰えない。同4分に吉田知樹(21)がドリブルからゴールを決めた。チームで唯一、福島(いわき市)出身の吉田知は「福島の人たちのことをサッカーを通して伝えていきたい」と話した。
全国高校選手権優勝に貢献したFWバスケス・バイロン(青森山田3年)が後半22分に登場。ゴール前に切り込むドリブル突破で4点目をアシストし、シュートも1本放った。バスケスは「アシストはよかった。でも1対1で決めきれないとエースにはなれない」とリーグ戦デビューに闘志を燃やした。
◆J3福島 昨年まで天皇杯・県決勝で3年連続対決し、2連敗を喫している相手に雪辱できなかった。3月9日のリーグ開幕(アウェー藤枝戦)に向けて21日~3月3日までJヴィレッジで第1次合宿を敢行。2183人の観客の前で白星を飾れなかった松田岳夫監督(57)は「結果がすべて。次に進むための一歩と受け止め、課題を修正したい」と立て直しを口にした。