横浜DF畠中、代表デビュー戦から中2日も存在感

横浜対鳥栖 前半、左サイドから指示を出す横浜DF畠中(撮影・林敏行)

<明治安田生命J1:横浜0-0鳥栖>◇第5節◇29日◇日産ス

横浜F・マリノスがサガン鳥栖と引き分け、勝ち点8とし、リーグ5戦目で今季初の無失点に抑えた。

今月の国際親善試合キリンチャレンジ杯ボリビア戦(26日、ノエスタ)で日本代表デビューを果たしたDF畠中槙之輔(23)が、中2日でフル出場。鳥栖FW金崎に空中戦や球際で競り勝つなど完封し、存在感を放った。

代表は刺激であふれていた。同世代のFW南野、同じ東京ヴェルディの下部組織出身であるMF中島はすでにチームの柱。食らいつく立場だった。東京V時代からたたき込まれた足元の技術を生かし、ボリビア戦でも攻撃のスイッチ役として積極的に前線へパスを供給した。「意識してやっていた。全体的に出せたんじゃないかなと思う」と手応えを口にしていた。その好感触を再開したリーグ戦でも生かした。