17歳久保建英が出場13分で先制点起点 監督絶賛

浦和対東京 後半途中から出場した東京MF久保(左)は浦和MF青木とボールを競り合う(撮影・浅見桂子)

<明治安田生命J1:浦和1-1東京>◇30日◇第5節◇埼玉

FC東京が浦和レッズをあと1歩のところまで追い詰めた。先制点の起点となった途中出場のMF久保建英(17)を、長谷川健太監督は「すばらしい仕事をしてくれた」とたたえた。

東京の先制点は後半30分。中盤をドリブルで攻め上がった久保がFWディエゴ・オリベイラへパス。合わずに浮いたルーズボールになったが、これを後方へ追った久保が振り向きざまに左足ダイレクトで前方へスルーパス。駆け上がっていたMF東慶悟の絶妙なクロスをディエゴ・オリベイラが頭で合わせた。

久保は開幕から右サイドでレギュラーをつかんでいるが、この日はベンチスタート。東京五輪(オリンピック)世代のU-22(22歳以下)日本代表に選出され、27日までミャンマー遠征に参加していたことを考慮された。指揮官から「点を取ってこい」と送り出されて2トップの一角に入り、出場から13分でゴールに直結する仕事。ジョーカー起用の期待に見事に応えた。

長谷川監督は最前線での起用について「守備の負担を減らして、攻撃にパワーを使ってほしかった」と意図を語った。そして「能力を持っている選手。こういう舞台で必ずやってくれると期待した」と寄せる信頼も口にした。久保は17歳にして、上位の東京に欠かせない存在になっている。【岡崎悠利】