清水がダービー制す 磐田3戦ぶり黒星/磐-清7節

磐田対清水 前半、ヘディングでゴールを決める清水FW鄭大世(中央)(撮影・横山健太)

<明治安田生命J1:磐田1-2清水>◇第7節◇14日◇エコパ

平成最後の静岡ダービーを清水が制した。

先手を取ったのは、アウェーの清水。0-0で迎えた前半36分、ゴール前のこぼれ球をFW鄭が頭で押し込んで先制した。

反撃したい磐田は、後半8分にMF森谷に代えてルクセンブルク代表FWロドリゲスを投入。だが、追加点を奪ったのは清水。同13分、敵陣内で横パスを奪ったMF中村のスルーパスから、FW北川が左足でネットを揺らした。

磐田も同26分に反撃。ロドリゲスが、左クロスを頭で決めて1点差とした。その後も圧倒的に主導権を握ったが、最後まで同点ゴールは奪えず、試合が終了。清水が待望の今季初勝利を挙げ、磐田は3戦ぶりの黒星となった。