福岡実藤「勝ち点3を」前節欠場の悔しさ晴らす

練習に励む胃腸炎から復帰の福岡DF実藤(撮影・菊川光一)

J2アビスパ福岡DF実藤友紀(30)が、愛媛FC戦(20日、ニンスタ)での「リベンジ勝利」を誓った。前節の13日町田戦に先発予定だったが胃腸炎で急きょ欠場。チームは0-2で敗れ、その悔しさをバネに死力を尽くす覚悟だ。

CBとして元気にミニゲームをこなした17日の福岡市内での練習後、「ホームで負けて申し訳ない気持ちだった。次は負けた分を取り返すため、勝ち点3を取らないといけない」と語った。

実藤の状態を問われたファビオ・ぺッキア監督(45)は「(愛媛戦には)間に合う。大丈夫と思います」と、守備の要での先発復帰を示唆した。

愛媛戦は、主力DF篠原弘次郎(27)が警告の累積で出場停止となる。だが、実藤は「しの(篠原)がいないのでどういう組み合わせになるか分からないが、自分がCBに入りラインを統率しないといけない」と、U-23韓国代表DFウォン・ドゥジェ(21)と4バックのCBコンビとなる可能性が高い次節へ、気持ちを奮い立たせている。元日本代表FW森本貴幸(30)、FW石津大介(28)、DF菊地直哉(34)は負傷離脱中で、実藤がキーマンになる。【菊川光一】