川崎F4連勝 小林クラブ令和1号/川-仙10節

川崎F対仙台 前半、先制ゴールを決めて指輪に口づけしながら駆け出す川崎F・FW小林(撮影・丹羽敏通)

<明治安田生命J1:川崎F3-1仙台>◇第10節◇3日◇等々力

川崎フロンターレが、ベガルタ仙台を3-1で下し、4連勝で暫定3位に浮上した。

川崎Fは、MF中村憲剛、家長昭博らが離脱の中、リーグ戦初先発の大卒2年目のMF脇坂泰斗(23)が2アシストの活躍を見せた。

前半13分、川崎Fは1カ月ぶりに公式戦復帰したMF守田英正(23)がハーフライン付近でボールを奪うと、MF田中碧(20)を経由しゴール正面の脇坂へ。脇坂はペナルティーエリア左にいたFW小林悠(31)へパスを送ると小林が左足でゴール右隅に流し込み先制。小林はクラブで平成ラストゴールに続き、クラブ令和1号もゲットした。

川崎Fは前半37分、再び脇坂がペナルティーエリア内右をドリブルで仕掛け、グラウンダーのクロス。これをファーサイドでMF長谷川竜也(25)が左足で流し込み追加点。

後半も川崎Fの勢いは止まらず、後半7分、MF長谷川がペナルティーエリア内にドリブルで仕掛けたところ、仙台DF永戸勝也(24)に倒されPKを獲得。後半7分、小林が冷静に右足でネットを揺らし3-0。Jリーグで令和初のPK得点となった。

仙台は後半24分、カウンターから右サイドを突破し、途中出場のDF大岩一貴(29)のゴールで1点を返したが反撃もここまで。川崎Fが令和初戦を飾った。