清水大榎GM、監督解任否定も進退は首の皮一枚

後半、清水ヨンソン監督(右)は、声を荒げて指示を出す

<明治安田生命J1:鹿島3-0清水>◇第10節◇3日◇カシマ

清水エスパルスが2連敗を喫し、暫定15位に転落した。前半3分、MF中村の直接FKからの得点は認められなかった。その後は防戦一方で3失点した。

開幕から2勝2分け6敗、守備はリーグワーストの22失点。ヨンソン体制の維持は危うくなった。クラブ幹部は当初、10試合終了時で方向性を考える予定だったという。だが左伴社長が「ぶれずにやる」と強調すれば、大榎ゼネラルマネジャーも「今(監督を)代えることが得策ではない」とヨンソン監督の解任を否定した。ただ次戦は川崎Fが相手。首の皮一枚でつながっている状況で敗れれば、指揮官の進退問題は再燃しそうだ。