片野坂監督の怒り爆発、7戦無敗も「J2落ちるよ」

大分対清水 後半2分、同点に追いつき喜ぶDF岩田(中央左)(撮影・菊川光一)

<明治安田生命J1:大分1-1清水>◇第12節◇18日◇昭和電ド

大分トリニータは清水エスパルスと引き分けて7試合無敗とした。

だが、片野坂知宏監督(48)は「お見せするに値しない、非情に悪いゲームだったと反省している。積み上げたことがほとんどできなかった」と切り捨てた。

指揮官は、勝てば2位の可能性があっただけに悔やしさをあらわにした。

試合後のロッカーでは怒りを爆発させ「厳しいことを言い、思ってることをぶちまけた。こういう試合をしていると(J2に)落ちるよ」と話したという。

「なんとなくやれるんじゃないかという、油断が悪いゲームになった。戦術的にもどうしていいか分からないようになっていた」と、ミスからピンチを招いたパフォーマンスに険しかった。

今季7得点のFW藤本憲明(29)も「球際や戦う姿勢で気持ちを出すプレーが必要だった」と反省した。