退団の本田圭佑「日本にサッカーで戻ることはない」

メルボルン・ビクトリーMF本田圭佑

サッカー、オーストラリアAリーグのメルボルン・ビクトリーMF本田圭佑(32)が21日、メルボルンでアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)1次リーグ最終戦のサンフレッチェ広島戦(22日、ホーム)に向けた公式会見に臨んだ。

この日午前にクラブは今季限りでの退団を発表。今夏、3季ぶりの欧州復帰の可能性がある本田は、久しぶりの公式会見ですべて英語で対応。注目される去就についても語った。

-今後のプランは

本田 前にも話したように、2020年のオリンピックでプレーしたい。来シーズンもプレーを続ける。ただ、どこでプレーするかは、まだ分からない。シーズン終了後は、まず少し休みを取って、2020年のオリンピックというターゲットに向け、どこでプレーすることが自分にとってベストかを判断したい。

-Jリーグでプレーを終えるか

本田 自分はそうは思わない。日本に、サッカーをするために戻ることはない。誤解のないように言っておきたいが、日本は本当に素晴らしい国。自分は日本人だし、日本の人たちのことも大好きだ。ただ、自分は新しいことにチャレンジし続ける人間で、日本は自分にとっては心地よすぎるというか、もし日本にいたら、自分がチャレンジしなくなってしまうのではないかという思いがある。だから、日本で長く過ごすということはないと思う。

-ACLを戦って感じたこと

すべてのチームに勝ち上がるチャンスがあったと思う。サンフレッチェは多くの素晴らしい選手がいる。長い間日本でプレーしていないので、日本の若い選手は正直言って知らなかったが、広島の主将(青山敏弘)は友人であり、広島は素晴らしいチームで、日本のベストチームのうちの1つ。