J1仙台がサッカー教室、幼稚園児に楽しさ伝える

園児とハイタッチする平瀬氏(撮影・山田愛斗)

ベガルタ仙台は27日、クラブ創立25周年記念「KIZUNA未来プロジェクト」の一環として明泉丸山幼稚園(仙台市泉区)でサッカー教室を行った。クラブコーディネーターを務める平瀬智行氏(42)、地域連携課スタッフの菅井直樹氏(34)らが園児たちと交流し、サッカーの楽しさを伝えた。

平瀬氏は自己紹介で「僕の名前はアンパンマン」と場を和ませ、菅井氏は強烈なシュートを披露し沸かせた。ボールを持ちながら鬼ごっこ、シュート練習、ミニゲームなど、園児たちは季節外れの暑さにも元気に走り回った。平瀬氏は「1つ1つの投げかけた言葉に対する反応がかわいかった。もっといろんな人にサッカーをしてもらうために継続して活動したい」。菅井氏は「暑い中、一生懸命やってくれて楽しかった。素直に聞いてチャレンジしてくれるのがうれしい」と振り返った。

室内ではベガルタチアリーダーズによるチアダンス教室も行われた。クラブ応援ソング「STAY GOLD」に合わせて、先生にありがとうの気持ちを込めて踊った。ベガルタは県内12拠点でサッカースクールを展開している。近い将来、地元出身のベガルタ戦士誕生が楽しみだ。【山田愛斗】