川崎Fダミアン「教訓にしたい」コース甘くPK外す

川崎F対札幌 試合を終え、ピッチを後にする川崎Fイレブン(撮影・横山健太)

<明治安田生命J1:川崎F1-1札幌>◇第15節◇14日◇等々力

川崎フロンターレは北海道コンサドーレ札幌と引き分けに終わった。

途中出場のFW小林悠(31)の今季5得点目で同点に追いつき、11試合連続で不敗になったが、シュート19本で1得点と消化不良の内容となった。川崎Fは前半27分、MF長谷川竜也(25)がペナルティーエリア内で倒されてPKを獲得したが、キッカーのFWレアンドロ・ダミアン(29)が正面に蹴り、札幌GKに止められた。

レアンドロ・ダミアンは、相手GKが飛んだ右方向に蹴ろうと思っていたことを明かし「彼が先に飛ぶのが見えたので、判断を変えて真ん中に蹴った。でも彼の足が残っていて。ギリギリで判断を変えたことで、コースが甘かった」と悔やんだ。これまで、チームが苦しい時に得点を重ねてきたストライカーだが「決めきれなかったことが結果に影響したのは残念。悔しい。でも、これも新しく学んだこととして、次の教訓にしたい」と前を向いた。