東京DF太田宏介が名古屋に完全移籍「もっと成長」

太田宏介(2018年7月22日撮影)

J1のFC東京は2日、DF太田宏介(31)が名古屋グランパスに完全移籍すると発表した。サポーターと触れ合う場を15日に東京・小平グラウンドで設ける予定で、詳細は今後発表される。

太田はクラブを通じて、以下のコメントを発表した。

「FC東京を愛するみなさまへ。この度、名古屋グランパスに移籍することになりました。リーグ戦で首位を走るこのタイミングでチームを離れることになり、大変申し訳なく思います。

2012年に加入し、6年半の間、青赤のユニフォームを着て味の素スタジアムでプレーできたことは、自分のサッカー人生にとって大きな宝物になりました。うれしいことや悔しいこと、6年半の全ての瞬間瞬間が僕にとっての財産です。

ありがたいことに東京からも最大限に評価をしていただき、このまま大好きなクラブで大好きな仲間たちとプレーし続けたいという想いと、新たに環境を変えてチャレンジしたいという両方の気持ちがありましたが、次第に一選手としてもっと成長したい、ピッチに立ちたいという気持ちが強くなり、新たな環境に身を置いてチャレンジすることを今回決断しました。

最高のファン・サポーター、選手、スタッフの方々と、かけがえのない時間を共有できたことを誇りに思います。そして、どんなときも僕たち選手を後押ししてくれる偉大な青赤のファン・サポーターには感謝してもしきれません。

苦渋の決断でしたが、FC東京で学んだことを今後の人生に活かしていきたいと思います。

6年半の間、本当にありがとうございました」