ゴール判定が二転三転 審判団による混乱で8分中断

横浜対浦和 後半、横浜FW遠藤のゴールが、浦和の猛抗議で一度はノーゴールの判定に覆す松尾主審(中央)(撮影・浅見桂子)

<明治安田生命J1:横浜3-1浦和>◇第19節◇13日◇日産ス

横浜F・マリノスと浦和レッズの1戦で、ゴール判定が二転三転して試合が混乱する場面があった。

問題となったのは後半14分、横浜が1-0から追加点を奪ったシーン。左サイドをドリブルで切り込んだFW遠藤渓太の右足シュートがFW仲川輝人に当たってネットを揺らした。ただ、試合再開前に主審と副審が協議し、仲川がオフサイドだったとして得点から約3分後に得点が取り消しに。横浜のアンジェ・ポステコグルー監督は不満が収まらず、浦和大槻毅監督や両軍の選手がベンチ前に集まって審判からの説明を聞く事態となった。

一通りの説明が終わると、判定はふたたび一転してゴールに。大槻監督は不満の表情を浮かべ、さらにポステコグルー監督も完全には納得がいっていない様子のままだった。

試合を振り回した審判団による混乱は約8分間に及び、両軍サポーターから激しいブーイングが起きる場面もあった。