神戸執念ドロー、ビジャ欠場「嘆いている暇はない」

神戸対G大阪 試合後サポーターに手を振る神戸MFアンドレス・イニエスタ、左は神戸MF山口蛍(撮影・上山淳一)

<明治安田生命J1:神戸2-2G大阪>◇第21節◇2日◇ノエスタ

ヴィッセル神戸は猛烈な追い上げでガンバ大阪と引き分け、連敗を3で止めた。反撃のきっかけはアンドレス・イニエスタの芸術弾。

後半34分、PKをGKにはじかれたこぼれ球を、胸トラップしてシュートで決め直した。

「失点は改善しないといけないが、その中でも勝利へのメンタリティーを見せることができた」。チームトップ10得点のFWビジャが左太ももの負傷で欠場。今後に向けて「ほかにオプションはある。チームとして乗り越えていくしかない。嘆いている暇はない」と主将らしく鼓舞した。