神戸フィンク監督「真剣に挑む」天皇杯制覇に本気

練習後、取材に応じる神戸フィンク監督(撮影・実藤健一)

ヴィッセル神戸のトルステン・フィンク監督(52)が13日、天皇杯制覇→アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場に本気度を示した。

14日に大宮アルティージャと天皇杯3回戦(NACK)に臨む。J1リーグ戦は現時点で15位と苦戦。目標に掲げるアジア制覇、その前にACL出場へ、優勝で出場権を得られる天皇杯制覇は現実的な状況だ。

フィンク監督は13日の練習後、「勝ち進むことだけ考えている。勝利を得るために真剣に挑むつもり」と力をこめた。

10日のリーグ戦、アウェー大分トリニータ戦で1-1引き分け。天皇杯から中2日の17日にホームで浦和レッズ戦を控える。

MFアンドレス・イニエスタ(35)は欠場濃厚だが、コンディション的に臨めるベストメンバーで勝ちにいく。

今夏、新加入のレバノン代表DFジョアン・オマリ(30)もこの試合でのデビューが濃厚。指揮官は「攻撃面でもっとチャンスを作らないといけない」と課題を掲げた。