清水DF松原后「アグレッシブに」誕生日に勝利誓い

23歳の誕生日を迎え、さらなる飛躍を誓った清水DF松原

J1清水エスパルスDF松原后(23)が不動の存在として走り続けている。今季はチームでただ1人開幕から24試合連続フル出場中。9月1日のホーム鹿島アントラーズ戦(アイスタ、午後6時)も左サイドバックとして先発が確実だ。30日は静岡市内で非公開練習に参加。フルメニューをこなすと「アグレッシブにプレーして勝ちたい」と3戦ぶりの勝利を見据えた。

松原は昨年7月のC大阪戦からピッチに立ち続けており、フル出場の試合数は現在「43」。J1で清水の歴代DFでは5位の記録を継続している。1位の高木和道(38=現G大阪強化部)は71試合連続フル出場。2、3位の堀池巧(53=現順大監督)、4位の市川大祐(39=現清水ジュニアユース監督)ら、日本代表を経験した偉大な先輩の背中を追っている。

この日は23歳の誕生日を迎え「飛躍の年にしたい」と決意を示した。これまで積極的な攻撃参加にプレーの面白さを感じていたというが、冷静に相手の攻撃を封じる守備の醍醐味(だいごみ)も感じるようになった。闘志を前面に出して戦うプレースタイルは健在で「もう1度がむしゃらにやっていきたい」。今年でプロ5年目。海外挑戦も見据える23歳は、進化しながら高みを目指していく。【神谷亮磨】