鹿島伊藤翔「ハーフタイムにケンカ」4強進出の裏側

鹿島対浦和 後半、ゴールを決める鹿島FW伊藤(左)(撮影・滝沢徹郎)

<ルヴァン杯:鹿島2-2浦和>◇準々決勝第2戦◇8日◇カシマ

鹿島アントラーズが2大会連続で4強入りした。浦和とのアウェー第1戦は3-2。

前半1失点で並ばれて後半21分のDF犬飼弾で突き放し、32分に再び失点して追いつめられてからの42分、FW伊藤翔(31)の右足GK股抜き弾で逃げ切った。前半は圧倒され「ハーフタイムにケンカ…いや、建設的な話し合いができた」。修正の裏側を明かした伊藤は昨季ルヴァン杯の得点王。今季は「てっぺんまで行きたい」とチームを15年以来のVへ導く。