C大阪が7年ぶりダービー制す、監督はFW柿谷称賛

C大阪対G大阪 前半、頭で先制ゴールを決めるC大阪FWブルーノ・メンデス。左はG大阪DF三浦(撮影・前田充)

<明治安田生命J1:C大阪3-1G大阪>◇第27節◇28日◇ヤンマー

C大阪がG大阪との「大阪ダービー」を7年ぶりに制した。前半8分にFWブルーノメンデスが先制、直後の11分にDFヨニッチがCKから2点目と序盤にほぼ勝負あり。後半11分にもMF水沼が、試合を決定づける3点目を決めた。

大阪ダービーの勝利は12年3月17日のホーム戦以来、9戦ぶり。直近は4連敗中だった。ロティーナ監督は「曜一朗のいいプレーからゴールが生まれた。サイドハーフとして攻守に我々の強い要求に適用している」と2得点に絡んだFW柿谷を称賛。

柿谷は「ダービーは気持ちのぶつかり合いというが、自分は違った。求められる役割をこなす中でダービーを楽しもうと思った」。チームの象徴、背番号「8」が大一番で輝きを放った。