清水GK六反「楽しくできた」3カ月半ぶり練習復帰

練習で軽快にステップを踏む清水GK六反

J1清水エスパルスGK六反勇治(32)が約3カ月半ぶりに復帰し、復調をアピールした。

2日、静岡市内で行われた練習に参加。オーバートレーニング症候群で戦列を離れていた守護神は練習に部分合流した。キャッチングやステップワークなどの軽めのメニューだったが、順調に消化。練習後は笑顔で切り上げ「ボールを使わないリハビリの時期よりも楽しくできた」と声を弾ませた。

今季は開幕から10試合連続で先発出場するも、6月の練習中に左足を負傷。その後、オーバートレーニング症候群と診断された。六反は「今はまたこうしてサッカーができている」。一時は全治未定のままで自宅療養。復帰後も地道なリハビリをこなし、ピッチに戻ってきた。

セービングの感覚も「自転車と同じ。乗れるようになれば簡単に忘れない」と話す。実戦復帰は未定のままだが、今後はさらに練習の負荷を上げながら徐々にコンディションを戻していく。今季もリーグ戦は残り7試合。六反は「練習の疲れが取れれば体的にも楽になる。まずは状態を戻していくことを考えてやっていきたい」と力強く話した。【神谷亮磨】