広島が大勝、城福監督は稲垣勝ち越しゴールを称賛

前半、勝ち越しゴールを決めガッツポーズする広島MF稲垣(右)(撮影・前田充)

<明治安田生命J1:広島6-2神戸>◇第28節◇5日◇Eスタ

サンフレッチェ広島が6ゴールでヴィッセル神戸を下し、3試合ぶりの勝ち点3を手にした。

開始直後の前半5分にMF稲垣祥(27)が先制ゴール。同点に追いつかれた後の39分も、稲垣が勝ち越しのゴールを決めた。

後半21分に神戸DF大崎玲央(28)が一発退場。直後、ゴール正面のFKをMF森島司(22)が直接決めた。1点差に迫られたがMF川辺駿(24)のゴールで突き放し、ロスタイムもFWドウグラス・ヴィエイラ(31)、森島が立て続けにゴールを奪った。

今季最多2万9666人が詰めかけた一戦。城福浩監督(58)は「開始直後のチャンス、PKを外した中で同点に追いつかれた。メンタル的にイヤな流れだっただけに2点目が大きかった」。U-22日本代表の森島は6日から同代表のブラジル遠征に臨む。「入りがよくて自信を持ってプレーできた。気持ちよくブラジルに行けます」と話した。