G大阪倉田の劇的弾で先勝 札幌1点奪うも痛恨ミス

G大阪対札幌 後半、勝ち越しゴールを決め、両手を広げ笑顔で喜ぶG大阪MF倉田(撮影・前田充)

<YBCルヴァン杯:G大阪2-1札幌>◇準決勝第1戦◇9日◇パナスタ

ガンバ大阪がMF倉田秋(30)の劇的なロスタイム弾で、北海道コンサドーレ札幌から先手を奪い、決勝進出に王手をかけた。

4日のJ1リーグ戦ではG大阪が5-0と圧勝していた。ほぼ変わらない布陣で臨むも、手堅い試合展開で0-0。後半29分、札幌のハンドの反則で得たPKをFW宇佐美貴史(27)が決めて先制した。

そのまま逃げ切りを図ったが同42分、札幌はCKからDFキム・ミンテ(25)が同点ゴール。大きなアウェーゴールを奪った。

ロスタイム、MF小野瀬康介(26)がゴール前に上げたボールを札幌DFがクリアミス。ゴール前で構えた倉田が、右足でたたき込んだ。その直後に試合終了のホイッスル。タイトルへ大きな白星となった。