神戸飯倉に関西の洗礼?小学生から怒濤の質問攻め

訪問した兵庫大開小の子どもたちと記念写真に納まる神戸GK飯倉(中央)(撮影・実藤健一)

ヴィッセル神戸GK飯倉大樹(33)が10日、クラブの学校訪問事業「GOAL FOR SMILE」で神戸市の兵庫大開小学校を訪れた。

今夏に横浜F・マリノスから移籍の飯倉は「ヴィッセルを知ってる人」と問いかけた後に「飯倉選手を知ってる人」と続け、「だいぶ減ったな」と笑いをとって子どもたちをなごませた。

質問コーナーでは、子どもたちの怒濤(どとう)の攻めにたじたじ。「結婚は?」に「プライベートは秘密にしてます」。「給料は?」に「うーん、君たちの頑張って働いているお父さんの3倍くらいかな」と1つ1つ真剣に答えた。

自身の長所を「ポジティブなところ。何を言われようが、自分は自分と思っている」。さらにサッカー選手の前の夢を問われ、「ゴレンジャーの赤になりたかった」と明かした。

「たくさん質問してくれてうれしかった。けど結婚とか、給料とか、関西の子どもらしいのかな」。移籍後は正GKとして君臨も、前節サンフレッチェ広島戦は6失点で大敗した。それだけに「発奮しました。ワクワクドキドキを伝えていきたい」と、飯倉自身も切り替える1日となった。