<明治安田生命J2:山形3-0愛媛>◇第38節◇27日◇NDスタ
モンテディオ山形がクラブJリーグ通算1000ゴール(J1=108得点、J2=892得点)を含む3発で愛媛に完封勝ち。暫定2位をキープした。
前半にMF柳貴博(22)がCKの流れから先制し、後半は50メートル超の2ゴール。MF中村駿(25)がGKの隙を突きメモリアル弾、さらにFW坂元達裕(23)もロング弾で続いた。
山形にJ初得点が生まれたのは20年前の3月。そして中村が衝撃のゴールでクラブ史の節目を飾った。1-0の後半16分、相手からボールを奪うと、自陣センターサークル付近から右足でロングシュート。飛び出していたGKの頭を越し、ボールはワンバウンドしてネットを揺らした。推定60メートルの一撃に「モンテの歴史に刻まれるゴールになり素直にうれしい。貪欲に狙っていたわけではなく、入ってから1000だと気づいた。力が抜けていいキック。出来過ぎ」と振り返った。さらに1分後には、中村のパスを受けた坂元が、ドリブルしながらハーフウエー付近で左足を振り、GKの脇を抜いた。推定50メートル弾で1001点目を刻んだ。
ロングシュートでの2ゴールは、相手GKが前に出てくるというコーチ陣のスカウティングが生き、チーム全体でつかんだ得点。木山監督は「うちの選手もまじめで映像で癖とかを見ていた。狙っていないとできないプレー」とたたえた。残りは4試合。次節は11月2日にアウェーで水戸と対戦する。クラブ一丸で展開するプロジェクトの合言葉とともに、「行ぐべJ1!」。【山田愛斗】