札幌チャナティップ「残り全部勝つ」リーグ戦へ奮起

ミニゲームでシュートを放つ札幌MFチャナティップ(右)(撮影・保坂果那)

コンサドーレ札幌MFチャナティップ(26)が、疲れに負けず、シーズン完走を目指す。31日、札幌・宮の沢での練習に参加。前日30日はミニゲームを回避したが、この日は途中までこなした。

26日ルヴァン杯決勝川崎F戦は、右ふくらはぎ肉離れの影響で9月28日鹿島戦以来のピッチ。約1カ月ぶりの公式戦で120分フル出場したため「疲労がまだ残っている。全部、筋肉痛」と苦笑いも、次節2日ホーム名古屋戦へ「リーグ戦残り5試合、全部、勝ちたい」と意気込む。

準優勝の悔しさをモチベーションにする。決勝の映像は「見ていない」、もらったメダルも「満足できない」。2日間のオフはアイシングを施して疲労回復に努めたが、「コンディションはまだ100%じゃない」という。それでも「(試合は)出た方がいいね」と気持ちを奮い立たせる。「得点を挙げられるかがポイント」と、今季アウェーで0-4で敗れた相手から、勝ち点3を奪うことだけを見据えている。