千葉監督に尹晶煥氏が就任内定「チームをJ1に」

来シーズンからJ2千葉の監督に就任する尹氏は会見を終えガッツポーズ(撮影・鈴木みどり)

J2ジェフユナイテッド千葉が25日、千葉市内のクラブハウスで、来季から監督に就任することが内定した韓国人の尹晶煥(ユン・ジョンファン)監督(46)の就任内定記者会見を開いた。

尹監督は11年から14年までサガン鳥栖で監督を務め、母国リーグの蔚山現代を経て17年~18年はセレッソ大阪を指揮してルヴァン杯、天皇杯のタイトルを獲得。今季はタイリーグのムアントンを率いていた。就任にあたり「大きな目標はチームをJ1にあげること。個人的には6位以内に入ること、それを目標にする」と意気込みを語った。

J1での通算成績は154試合72勝33分49敗。J2とカップ戦を含めると経験した試合は200を超える。Jリーグを熟知した監督だ。

シーズンは終了したばかりだが、国内で3試合を生観戦したという。チームは10勝13分け19敗の17位と低迷した。指揮官は「技術はいいものを持っている」とし「献身性と犠牲心が必要。チームとして、戦えることが勝利につながる。そのためにしんどい時期を乗り越えないといけない。厳しい練習が必要になると思う」と話した。