新生「木山ベガルタ」が誕生した。J1ベガルタ仙台は19日、新監督に今季までJ2山形を率いた木山隆之氏(47)の就任を発表した。同氏は11日に契約満了で退任。仙台は14年途中から指揮を執った渡辺晋監督(46)が9日に退任し、同氏の招聘(しょうへい)に乗りだしていた。
木山氏は今季、山形を昨季12位から6位に山形を躍進させた。参入プレーオフ(PO)では1回戦で3位大宮をアウェーで撃破。堅守をベースに前半戦21試合で13失点の首位ターンでJ2を盛り上げた。大卒ルーキーのFW坂元をリーグ、PO全試合で起用するなど、若手育成にも定評がある。
Jリーグでは通算5クラブ目の監督就任で、J1では初めて指揮を執る。同氏は広報を通じ「クラブが25年間で積み重ねたものを発展させ、躍動感あふれるチームづくり、見ている方々の心を熱くさせたいと思います。ベガルタゴールドに染まるユアテックスタジアム仙台で、ともに勝利を目指して戦えることを心から楽しみにしています」と、サポーターの熱い声援を呼びかけた。
◆木山隆之(きやま・たかし)1972年(昭47)2月18日生まれ、兵庫県出身。伊丹西-筑波大。94年にG大阪入り。札幌、水戸でDFとしてプレーし02年に引退。03年に指導者に転身し、筑波大監督に就任。Jリーグでは08~10年に水戸、12年に千葉、15~16年に愛媛、17~19年に山形の監督を歴任。監督としてJ2通算142勝110分け129敗。