静岡学園が大勝!カズ見守る中、井堀が人生初ハット

静岡学園対岡山学芸館 後半、ゴールを決め駆け出す静岡学園MF井堀(撮影・鈴木みどり)

<全国高校サッカー選手権:静岡学園6-0岡山学芸館>◇1回戦◇31日◇東京・駒沢陸上競技場

5年ぶり12度目出場の静岡学園が、6発大勝で好発進した。静岡県勢としては、5大会ぶりの初戦突破。来季J1に昇格する横浜FCのFWカズこと三浦知良(52=静岡学園中退)が、スタンドから見守る前で持ち味の攻撃力を発揮した。

立ち上がりは動きが硬く、最終ラインに5人を並べる相手守備に苦戦した。だが、セットプレーで均衡を破った。前半29分、MF井堀二昭(3年)が自ら獲得したFKをゴール左上に決めて先制。「蹴った瞬間に入ると思った。相手に傾きかけた流れを引き戻せた」と胸を張った。後半6、11分にもゴールを奪い、人生初のハットトリックを達成した。「大舞台で達成できてうれしい。次につながる」と白い歯を見せた。

カズは「すばらしい試合だった。静学らしく個人技で崩す姿を見て、刺激になった」と後輩たちの勇姿に目を細めていた。