専大北上MF阿部耀仁が2ゴール、目標も上方修正

前半、チーム3点目のゴールを決めベンチに飛び込む専大北上MF阿部耀(左から2人目)(撮影・浅見桂子)

<全国高校サッカー:専大北上3-1龍谷>◇1回戦◇31日◇NACK

創部55年目の専大北上(岩手)がまたしてもチーム史を塗り替えた。やはり初出場だった今夏の全国高校総体・大社(島根)戦に続く全国勝利。岩手県勢としても、3年ぶりの高校選手権白星を挙げた小原昭弘監督(47)は「いい時間帯にいい形で点がとれた。いい節目になっている」と就任20年目の全国白星を振り返った。

スタンドの大会旗がちぎれんばかりの強風の中で躍動した。風上の前半15分、左MF菊地竜空(りく=3年)がゴール正面で相手DFを3度振り切り、切り返して先制。全国高校総体に続くチーム初ゴールを決めた菊地は「シュートで終わることを意識していました。ニアで抜く練習はしていたので決められて良かった。持っているかも」と記念すべき先制ゴールを振り返った。

同21分にはゴール正面で左からのスルーパスを受けた右MF阿部耀仁(2年)が相手GKをかわしてゴール。続く30分にもドリブルで切り込み、ゴール中央からロングシュートを決めた。阿部耀は「ハットトリックを狙っていました。チームの目標はベスト8以上。個人的には全国で2ゴールを決めることが目標でしたが、今日2点決めちゃったので、ここから2点を取りたい」と、急きょ上方修正した。

今夏の全国高校総体に続く初出場初勝利。年明け2日の2回戦では、開幕戦を8-0で勝ち上がった国学院久我山(東京B)と対戦する。小原監督は「目標はベスト8以上。初めてだらけなのでトラブルも多いけどどれくらいできるか楽しみ」と期待を込めた。【佐々木雄高】