昌平4強逃すも劣勢で2点返す「自信はできた」

青森山田対昌平 準決勝進出を逃し涙するDF柳沢(中央)ら昌平の選手たち(撮影・大野祥一)

<全国高校サッカー選手権:青森山田3-2昌平>◇準々決勝◇5日◇等々力

昌平は反撃もあと1歩及ばなかった。前半だけで3点を先行される苦しい展開。それでも持ち味のパスサッカーを貫き、後半35分までに2点を返した。

終盤はほとんどの時間を相手陣内でプレーし、青森山田を慌てさせた。2年生で主将を務めるMF須藤は「この相手でもやれる自信はできた」と話し、最高学年になる来年度での飛躍を誓った。