広島城福監督VAR導入に疑問 審判の質の向上求む

宮崎キャンプで宮崎市から特産品を贈呈される城福監督(左)(撮影・南谷竜則)

サンフレッチェ広島の城福浩監督(58)が31日、今季から始まる公式戦のVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)導入について疑問を呈した。

広島は昨年6月のACL決勝トーナメント1回戦で鹿島アントラーズと対戦。不可解判定から8強進出を逃し、試合後にクラブ幹部がオフィシャルにジャッジについて詰め寄る場面があった。

この日は宮崎キャンプ2日目。約1時間半の練習後、城福監督は「我々も(サッカーの)クオリティーを上げていかないといけないのと同じように、(審判の質の)取り組みはサッカー界全体としてやったうえで、VARが加わるものだと思う。VARが加わるから何もかも解決ということではない」と自らの考えを語った。