VARでハンド判定、村井氏「納得感のあるシーン」

湘南対浦和 後半、浦和DF鈴木のハンドをビデオで確認する佐藤主審(撮影・たえ見朱実)

<明治安田生命J1:湘南2-3浦和>◇第1節◇21日◇BMWス

今季からJ1全試合でビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が導入された。

開幕戦ではさっそく、主審による映像確認「オンフィールドレビュー」で浦和レッズDF鈴木のエリア内でのハンドが認められて、湘南ベルマーレにPKが与えられた。映像確認中には場内ビジョンにも映し出され、ハンドを確信した湘南サポーターからは歓声が起こった。

Jリーグの村井チェアマンは「場内の方にも納得感のあるシーンだった」。湘南の浮嶋監督は「僕の位置からは正直、ハンドかどうか分からなかった。VARがあることはお互いにとってフェアなのでは」と納得の表情を浮かべた。