札幌MF宮沢、J延期もサポに約束「いいプレーを」

Jリーグ公式戦の再延期が決まり、取材に応じる札幌野々村社長(撮影・保坂果那)

Jリーグは25日、4月3日に目指していた公式戦再開を5月9日に再延期することを決めた。

コンサドーレ札幌は、同日に札幌厚別で予定されている清水戦が再開初戦となる。今季まだホームでの試合がないため、MF宮沢裕樹(30)は「そこを楽しみにしてる人がいる。待ってると思う。そこでいいプレーをしたい」とサポーターへ約束した。

クラブも札幌ドームと五輪期間で使用できなかった6~8月の調整を開始した。野々村社長は新型コロナウイルス感染拡大防止として、会場の入場者数について「半分以下にしないといけないって感覚」。約5億円の損失見込みでも「リスクを少なくするには1人1人の協力がないとできない。(応援時の)声の出し方含めて、つまらないと思うけど、なんとか協力してもらいながら続けていくことしかない」と訴えた。

チームは26日から8日間の全体練習オフ。4月3日から再始動し、道外Jクラブとの練習試合も調整している。