Jリーグ、当面は無観客で再開へ カードは後日発表

村井満チェアマン(20年2月撮影)

新型コロナウイルスの感染拡大で2月下旬から中断中のJリーグが29日、オンライン上で臨時の実行委員会を開き、J1は7月4日のリーグ戦再開で各クラブと合意に至った。J2、J3は6月27日。

今季のJリーグは2月21日のJ1湘南-浦和戦で開幕。翌23日にはJ2も開幕したが、新型コロナウイルスの影響で同25日に1次リーグの1試合を消化していたルヴァン杯を含む公式戦の延期を決めた。

3月2日には、開幕を延期したプロ野球と合同で「新型コロナウイルス対策連絡会議」を設立した。専門家チームの提言を受けながら協議を続け、感染状況を注視しながら再開の時期を模索し続けた。

今月25日に緊急事態宣言が全面解除となり、再開への議論が加速。再開前に4、5週間の全体練習期間を確保することを念頭に置きながら、試合運営のガイドラインを作成するなど準備を進めつつ、再開日の検討を重ねていた。

当面は東西を2ブロックに分けた中で試合を組み、無観客で開催する模様だ。対戦カードは後日発表される見込み。