札幌早坂「体もびっくり」紅白戦で実戦モード突入

紅白戦で懸命に戻る札幌MF早坂(撮影・佐藤翔太)

北海道コンサドーレ札幌が4日、札幌・宮の沢で紅白戦を実施した。30分×2本。1本目、右ウイングバックでプレーしたMF早坂良太(34)は、オンライン取材で「本当に久しぶりだったので体もびっくり。ゲームをするのは走るトレーニングより楽しい」と満足した。

全体練習再開4日目で早くも本格的な実戦モードに突入した。普段はピッチの一部分で実施することが多い紅白戦だが、この日は全面を使い、めずらしく審判もつけた。左センターバックのDF石川直樹(34)が発した「へとへとです」の言葉は充実の証し。運動量を増やす狙いだけではなく、早坂は「オフサイドがあることで切り替えをしないといけない。意識して欲しかったのでは」と、ミハイロ・ペトロビッチ監督(62)の意図を理解した。

6、7日は2部練習を予定しており、さらに追い込む。早坂は「キャンプをもう1回やるってイメージで」と覚悟を決める。リーグ再開まで1カ月。準備を着々と進めていく。【保坂果那】