札幌檀崎「名前知ってもらえるように」J再開へ誓い

パスを出す札幌MF檀崎。左奥は練習を見守るペトロビッチ監督(撮影・佐藤翔太)

コンサドーレ札幌2年目のMF檀崎竜孔(20)が知名度アップを目標に掲げた。

8日、札幌・宮の沢での練習後にオンラインで取材に応じた。先月31日に誕生日を迎え「20歳なのでもっと上に出て行かないといけないし、名前を知ってもらえるように頑張っていきたい」。7月4日のJ1リーグ再開へ誓いを立てた。

高卒新人として臨んだ昨季はリーグ戦出場は2試合のみ。サイドにも挑戦する今季も公式戦開幕の2月16日ルヴァン杯鳥栖戦(3○0)は先発出場し前半で退いた。新型コロナウイルスの影響で同杯は大会方式が変更。21歳以下の選手1人以上の先発が義務付けられていた規定が撤廃され、実力で出場を勝ち取る必要がある。檀崎は「それなしでも出たい気持ちはずっとあった。チャンスをつかめるような選手になりたいし、(結果を残して)リーグ戦にも起用されるプレーヤーになりたい」と話す。

1日に全体練習が再開され、この日も12対12のミニゲームで汗を流し「コントロールしながら徐々に(状態を)上げていく」。初めてテレビ会議アプリ「Zoom」を使った取材を受け「すげー! 始まってる?」と初々しさを見せながらも、強い志を掲げてシーズンに挑む。【浅水友輝】