新潟にふるさと納税補助金を交付「閉塞感の払拭を」

西脇町長(中央)を中心に記念撮影をする3クラブの代表。右から新潟L・山本社長、JSC・中村校長、1人置いてJ2新潟・是永社長。左は聖籠町のキャラクター、緑丸

聖籠町による新型コロナウイルス対策サッカー団体応援事業の補助金交付決定書交付式が22日、聖籠町役場で行われた。同町に練習拠点があるJ2アルビレックス新潟の是永大輔社長(43)、なでしこリーグ新潟レディースの山本英明社長(47)、JAPANサッカーカレッジの中村勉校長(47)が出席。西脇道夫町長(65)から決定書を手渡された。

同町では新型コロナウイルスの影響でシーズン開幕が遅れ、活動を休止する期間もあった各クラブを応援しようと「がんばれ!! をカタチに! アルビレックス新潟を元気づけようプロジェクト」を発足。ふるさと納税型クラウドファンディングで、寄付を6月25日から募り始めた。7月31日まで行い、集まった寄付金は3クラブに選手の食糧費の補助金として渡される。

西脇町長は「地元のおいしい物を食べて、いいプレー、いい試合で(新型コロナウイルスによる)閉塞(へいそく)感を払拭(ふっしょく)してほしい」と激励した。J2新潟の是永社長は「さくらんぼや、ブドウなど聖籠町の名産品をたくさん購入して選手に食べさせたいです」と話した。