C大阪連敗2で止める 清武「仕切り直すつもりで」

仙台対C大阪 後半、ゴールを決めたC大阪MF清武(中央)は藤田の祝福を受ける。左は仙台FW西村(撮影・山崎安昭)

<明治安田生命J1:仙台2-3C大阪>◇第19節◇27日◇ユアスタ

2位セレッソ大阪がMF清武弘嗣(30)の1ゴール1アシストなどで3戦ぶりの勝利を飾り、連敗を2で止めた。

1-2とリードされた後半36分、清武の絶妙なCKにDFマテイヨニッチ(29)が高い打点のヘディングで応え同点に。さらに同46分、今度はペナルティーエリア左から右足を振り抜くと、ボールはゴール右上に吸い込まれた。

打ち合いを制し、清武は「ここ2試合悔しい負けが続いていた。仕切り直すつもりで全員で戦った」と振り返った。

ロティーナ監督(63)も「キヨの働きは満足している。去年はほとんどケガをせず、今年はアシストやゴールを決めている」と評価した。

次節は10月3日の首位川崎F戦(ヤンマ-)。前回のアウェー(8月19日)は2-5で敗れている。

マテイヨニッチは「川崎は勢いに乗っていていいチームだと思うが、最初の対戦がアウェーだった。修正するところは修正して、次はホームなので勝ちにいきたいと思います」と誓った。