鳥栖監督「物足りない」決定力不足に危機感募らせる

湘南対鳥栖 後半、主審にアピールする鳥栖金監督(撮影・江口和貴)

<明治安田生命J1:湘南0-0鳥栖>◇第13節◇21日◇BMWス

サガン鳥栖は、スコアレスドローで7戦連続未勝利(3分け4敗)となった。

金明輝監督(39)が「湘南の組織守備に対して前半は特に活路が見いだせなかった。点を取らないと勝ち点3は入らないので、そこは物足りない」と振り返ったように苦戦。

攻撃の課題について、後半途中から出場した快速MF本田風智は「1人で打開できたり、最後は1人で(相手守備を)はがしてシュートを決められる選手だったりしないと」今季の課題でもある攻撃のアイデアなき決定力不足に危機感を募らせた。

次節も、新型コロナウイルスの影響で25日に湘南との対戦(駅スタ)になる。ボランチで出たMF樋口雄太は「反省をチーム全体で共有し、勝利に貢献したい」。本田も「チームの勝利を決定づけるゴールにこだわりたい」。現在15位。中3日で挑む同じ相手から、勝利を目指す。