オルンガ同点弾も競り負け「終わったわけではない」

G大阪対柏 ゴールを決めるも試合にやぶれがっくりする柏FWオルンガ(中央)(撮影・清水貴仁)

<明治安田生命J1:G大阪2-1柏>◇第24節◇24日◇パナスタ

柏レイソルがFWオルンガの今季23得点目で同点に追いつくも、ガンバ大阪に競り負けた。2連敗となり、目標の4位以内が遠のいた。

攻め急ぎ逆転負けを喫した前節湘南ベルマーレ戦の反省を生かし、ネルシーニョ監督は、映像と選手との対話を通じ、レイソルらしいサッカーがどういうものかもう一度見直すために時間を割いた。

激しい守備から攻撃にうつる柏らしいサッカーを展開も、再三の好機でネットを揺らせなかったことが敗戦につながった。ネルシーニョ監督は「序盤からレイソルらしい戦いはできた。選手が勝ちたい気持ちを出してくれた」とポジティブに受け止め「リーグが終わったわけではない。目標の4位以内のチャンスも残っている。リーグが終わるまであきらめるわけにはいかない」と目標へまい進する姿勢を口にした。