静岡学園順当に4強 川崎F内定の田辺秀斗決勝点

後半7分、ヘディングでシュートを決める静岡学園の田辺(左奥、背番5)

<全国高校サッカー静岡大会:静岡学園1-0浜名>◇3日◇準々決勝◇草薙総合運動場陸上競技場

前年度全国王者の静岡学園が、順当に4強入りした。

来季J1川崎フロンターレに加入内定のDF田辺秀斗(3年)が後半7分、左CKからのボールを頭で押し込み、決勝点。第3シードの浜名を退けた。「いいところにボールが来て、体ごと飛び込みました」と笑顔。1日に現役引退を発表した川崎FのMF中村憲剛(40)については、「同じピッチに立ちたかったです」と残念がった。川口修監督(47)は1-0の辛勝について「ワンチャンスのセットプレーをものにできたが、課題は多い。コロナ禍の影響で、例年なら夏ごろの仕上がり具合」と明かした。