柏の瀧川社長「活動は厳しいと覚悟」クラスター認定

柏瀧川社長

柏レイソルは4日、クラブの瀧川龍一郎社長がオンラインで会見に応じ、新たに選手2人とチームスタッフ8人が、新型コロナウイルスの陽性判定を受けたことを発表した。

柏は2日に選手1人、3日にネルシーニョ監督(70)とスタッフ1人の陽性を発表しており、合計で13人の陽性者が出たことになる。瀧川社長は保健所から「13人になるので、クラスター認定されることになる」との見解を受けたことを明かし、「おそらく、明日に発表されるのでは」と話した。

感染経路は不明。チームスタッフで9人の陽性者が出ており、瀧川社長は「保健所とのやりとりでは、スタッフの部屋が狭いので、それが考えられる原因のひとつと伺っている」と話した。5日に濃厚接触者が特定される。陰性になった選手、スタッフは再度PCR検査を受ける予定だ。

この日はチーム活動は休止だった。保健所からは2週間の活動休止の要請は受けていないが、今後のチーム活動について、瀧川社長は「明日はPCR検査だけで休みとしている。一番は、明日の結果と保健所の濃厚接触を見てということになる。感染経路が特定できていないので、今後増える可能性があると専門家からもご指導いただいている。明日も明後日も活動は厳しいと覚悟している。しばらくはそういう状態かなと思っている」と話した。