神戸三浦監督「最善を尽くす」広州恒大戦へ意気込み

ACLの公式会見に臨む神戸三浦監督(C)VISSELKOBE

ヴィッセル神戸の三浦淳寛監督(46)らが24日、ACL開催地のドーハの試合会場で公式会見に臨んだ。新型コロナウイルスの影響で2月から中断されていた1次リーグは、既に同地で集中再開されており、G組の神戸は25日の広州恒大(中国)戦が再開初戦になる。

20日に現地入りした三浦監督は「広州恒大とは難しい戦いになると思うが、しっかり分析しながら最善を尽くしたい」と意気込んだ。同じくMF郷家友太(21)も「僕たちもいい準備、いい練習をしてきたので、明日(25日)は自信を持って自分たちのサッカーをするだけ」と決意した。

J1リーグ戦では5連敗を喫したままドーハへ渡った神戸だが、MFイニエスタら主力はACLに向けた調整をしてきたため、広州恒大戦はベストメンバーで臨めそうだ。神戸は開幕前から今季最大の目標にアジアNO・1を掲げていた。

三浦監督は「Jリーグでは難しいシーズンになった。新型コロナウイルス感染拡大を受けて過密日程で影響を受けたが、あくまでもこの大会に向けて、選手やスタッフは前向きにとらえている」と話した。

G組はジョホール・ダルル・タクジム(マレーシア)が棄権し、神戸、広州恒大、水原(韓国)の3チームの中から上位2チームが、ラウンド16(決勝トーナメント1回戦)に進む。中断前の時点で神戸は1勝しており、勝ち点3で暫定首位に立っている。