Jとプロ野球で初の同日日本一、川崎Fの強さが要因

川崎F対G大阪 優勝シャーレを掲げ歓喜する川崎F鬼木監督(中央)(撮影・江口和貴)

<明治安田生命J1:川崎F5-0 G大阪>◇第29節◇25日◇等々力

川崎フロンターレがJリーグで、ソフトバンクが日本シリーズで、それぞれ優勝を決めた。

Jリーグが1シーズン制の年(96年、05年~14年、17年~現在)で、日本シリーズと優勝が同日になったのは初めて。川崎Fが圧倒的な強さで最速Vを決めたことに加えて、コロナ禍で日本シリーズの日程が例年と比べて遅い時期になったことが要因だ。

2シーズン制の年では、16年の第2ステージで浦和レッズが優勝した10月29日に、日本ハムが日本シリーズで優勝を決めている。

また、1シーズン制の年ではナイターゲームで優勝が決まったのも初めて。2シーズン制の年では、16年の第1ステージ最終節で、鹿島アントラーズが午後7時4分開始のアビスパ福岡戦に2-0で勝ってステージ優勝を決めている。