C大阪ユース新保が山口加入 田中隼磨と父子対決も

セレッソ大阪は7日、ユース(U-18)所属のFW新保海鈴(しんぼ・かいり、18)が来季、J2レノファ山口への加入が内定したと発表した。

新保の父はJ2松本山雅FCの元日本代表DF田中隼磨(38)で、来季はJリーグ史上初めて選手同士の父子が対決する可能性が生まれた。これまでは監督と選手の立場で風間父子が対戦するなどの例はあった。

171センチ、64キロの新保は今季、ユース所属ながら2種登録され、C大阪U-23チームの一員でここまでJ3の21試合に出場。11月22日のロアッソ熊本戦では初ゴールも記録していた。来季からプロになる新保はFWで、父はDF。J1昇格を懸けた舞台で、攻守で激しいぶつかり合いになるかもしれない。

新保の母はモデルのMALIA.(37)で両親は04年に離婚している。同選手はクラブを通じて「全ての方に感謝しかありません」とコメントしている。